さて、バランス的に今回は、語学の本の紹介、中国語の
テキストとして、「千字文」を紹介いたします。
お勧めしたいのは、中国語の勉強を一通り勉強し終えた
レベルの方、中国検定なら3級合格レベルから2級を挑戦して
いるぐらいのレベル方にお勧めです。
千字文は、何がいいかといいますと、それが日本に初めて到来した
中国語のテキストでもあるという点です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E5%AD%97%E6%96%87
その辺の薀蓄はWikiでどうぞ。
何しろ、千字文は、中国語(漢文ですが)の初学者のテキストなのです。
漢字到来の際の日本人が勉強した教材をそのまま使うって、
何かトキメキませんか?(ませんよね?たぶん著者が異常です。)
それともかく、千字文がよいところは、そこに中国典故が惜しみなく
盛り込まれているところです。
ピンインを調べながら、読み進めれば、言葉の背景にある文化から
勉強することができるのです。岩波ならそれを格調高い小川環樹博士の
解説付きで読めるのですから、学ぶ楽しみ、ここに至れりといった感がありますね。
ちょっと妙なテンションになりましたが、それほどにお勧めなのです。
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